ファイル保存場所・命名ルールの決め方——「あのファイルどこだっけ?」をなくす

「先月の提案書、どこに保存しましたっけ?」
こんなやり取り、心当たりはありませんか。
中小企業の現場では、ファイルの保存場所がバラバラになりがちです。担当者ごとに自分のPCや個人フォルダに保存し、共有ドライブはあっても使い方がまちまち。結果、ファイルを探す時間が積み上がり、「あの人に聞かないとわからない」という属人化が進みます。
この問題、実はルールを1枚整理するだけでかなり改善できます。
なぜファイルがバラバラになるのか
多くの場合、原因はツールではなくルールの不在です。
共有ドライブを導入しても「どこに保存するか」の決まりがなければ、各自の判断に委ねられます。判断のコストを下げるために、人は慣れた場所(自分のPC・デスクトップ)に置いてしまいます。これは個人の問題ではなく、組織の設計の問題です。
まず決めるべき3つのこと
① 保存場所は「1か所」に絞る
共有ドライブ(Google Drive、SharePoint など)を1つ選び、「業務ファイルはここに保存する」と全員に徹底します。個人PCへの保存は原則禁止とするのが理想です。
② フォルダ構造は「役割」で分ける
「プロジェクト名」「取引先名」「年度」など、検索しやすい軸でフォルダを分けます。深さは3階層程度が現実的です。
③ ファイル名に「日付+内容」を入れる
20260701_提案書_株式会社〇〇_v1.docx のように、日付・内容・バージョンを含めると後から探しやすくなります。「最終」「最終2」といった命名は厳禁です。
AYAKAからひとこと
ファイル管理のルールは、一度決めたら終わりではありません。半年〜1年に一度は見直しを。「どこに何があるか全員がわかる」状態は、組織の情報共有の土台です。