【そのまま使える】DXを成功させるRFP(提案依頼書)の具体的な記入例とテンプレート

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。
前回の記事では、DXやIT導入の成功に欠かせない「RFP(提案依頼書)」の基本について解説しました。「意味はわかったけれど、実際に白紙の状態から書くのは難しそう…」と感じていませんか?
そこで今回は、多くの企業が導入を検討する「顧客管理(CRM)システム」を題材に、そのまま使える具体的なRFPの記入例を作ってみました!これを見ながら、自社の状況に当てはめて考えてみてくださいね。
RFPの具体的な記入例(テーマ:顧客管理システムの導入)
今回は、営業部が50名ほどの「架空のBtoB専門商社」が、エクセル管理からシステムへ移行する場合のRFPサンプルです。
プロジェクトの背景・目的
【記入例】 現在、当社の営業活動における顧客情報や商談進捗は、各営業担当者が個別のエクセルファイルで管理しています。そのため、担当者間での情報共有ができておらず、属人化が進んでいます。 また、過去の商談履歴が残っていないため、引き継ぎのトラブルや、機会損失が発生しています。 本プロジェクトの目的は、顧客情報の一元管理と見える化を行い、チーム全体の営業効率と成約率を向上させることです。
現在の課題と解決したいこと
【記入例】
- 課題①:外出先から顧客情報や過去のやり取りをスマホで確認できない。
- 課題②:誰がどの案件を進めているか、リアルタイムで上司が把握できない。
- 課題③:エクセルファイルの先祖返り(どれが最新版かわからなくなる現象)が頻発している。
システムへの要望(機能要件)
【記入例】 【必須(Must)の機能】
- クラウド型システムで、PCだけでなくスマートフォンからも閲覧・入力ができること。
- 顧客情報、商談履歴、次回アクション、売上見込みを紐づけて管理できること。
- 営業メンバー全員(約50名)が同時にアクセス・編集できること。
【できれば欲しい(Want)の機能】
- 現在使用している会計ソフト(〇〇システム)とデータ連携ができること。
- 商談のフェーズ(初回訪問、見積提示、契約交渉など)がグラフで視覚化できること。
スケジュールと予算
【記入例】
- 予算感:初期導入費用〇〇万円、月額費用1人あたり〇〇円以内。
- 希望納期:202X年10月からのテスト運用、12月からの本番稼働を目指します。
AYAKA’s View
RFPの記入例を見ていただくとわかる通り、専門的なIT用語はほとんど使っていませんよね。RFPで最も大切なのは、エンジニアっぽい言葉を使うことではなく、「今、何に困っていて、どうなりたいのか」を素直に書くことです。
機能の「必須(Must)」と「できれば(Want)」を分けておくのもポイント。これをしておかないと、ベンダーから予算オーバーの見積もりが来て驚くことになります。まずはこの例をベースに、自社の困りごとを書き出すことから始めてみてくださいね!
「記入例を見ても、やっぱり自社のケースに落とし込むのは難しい…」「機能の優先順位がつけられない」という方は、ぜひapro-incにお任せください。客観的な視点から業務を整理し、ベンダーにしっかりと伝わるRFP作成をAYAKAがマンツーマンでサポートします!
【お問い合わせはこちら|業務改善・DXのご相談】 https://apro-inc.biz/contact/ 【Xで記事について発信しています|フォローして頂けると嬉しいです!】 https://x.com/ayakan_tp