九月は、上半期の「締め」の月|やり残しにケリをつける

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。
八月が、今日で終わります。そして、明日から、九月です。
四月に始まった年度で動いている会社なら、九月は、ちょうど、上半期の、最後の月にあたります。つまり、九月は、上半期を、締めくくる月。この半年の、仕上げをする月なんですよね。今日は、この「締めの月」を、どう過ごすか、という話を、させてください。なんとなく、九月を過ごしてしまうのと、「これは、締めの月だ」と意識して過ごすのとでは、半年の終わり方が、ずいぶん、変わってきます。
「締め」を意識しないと、中途半端に流れる
正直に言うと、以前の私は、月が変わることを、あまり、意識していませんでした。九月も、十月も、ただ、続いていく日々の、ひとつ。上半期の終わり、なんてことも、決算の担当でもない限り、日々の実感としては、ぴんと来ない。そうやって、区切りを意識しないまま、なんとなく、半年が、過ぎていく。
でも、それだと、いろいろなことが、中途半端なまま、次の半期に、流れ込んでしまうんですよね。上半期に、やろうと思っていたけれど、できなかったこと。途中まで進んで、止まっているプロジェクト。決着をつけないまま、放置している案件。それらが、片づかないまま、ずるずると、下半期に、持ち越されていく。そして、下半期も、その中途半端なものを、抱えたまま、始まることになる。荷物を、どんどん、積み残していくような感じです。
だからこそ、九月を、「締めの月」として、意識することが、大切なんです。この半年の、区切りをつける。やりかけのことに、決着をつける。そうやって、いったん、荷物を、整理してから、下半期を、迎える。区切りを意識するだけで、中途半端に流れていた半年に、けじめが、つくんです。
全部を締めようとしない
とはいえ、「締めの月だから、上半期の、やり残しを、全部、片づけるぞ」と、意気込むのは、少し、危険です。以前、お盆の前に、「やり残しと、上手に折り合いをつける」という話を書きましたが、それと、同じことが、ここでも、言えます。
上半期に、やり残したことを、全部、九月中に片づけるのは、たいてい、無理です。仕事は、次々と、生まれますし、一か月で、できることには、限りがあります。だから、大事なのは、全部を締めることではなくて、「何を、締めて、何を、持ち越すか」を、自分で、決めることなんです。上半期の、やり残しを、一度、書き出してみて、「これは、九月中に、決着をつける」「これは、下半期に、正式に、持ち越す」と、仕分けをする。この、仕分けをするだけで、頭の中が、ずいぶん、整理されます。
大事なのは、持ち越すこと自体は、悪くない、ということです。問題なのは、締めるとも、持ち越すとも、決めないまま、宙ぶらりんに、放置することです。「これは、下半期に、ちゃんと、やる」と、意識して持ち越すのと、なんとなく、やり残して、流れ込むのとでは、まったく、違います。前者は、けじめのある持ち越し。後者は、ただの、先送り。同じ「来月やる」でも、この違いは、大きいんです。
締めることで、身軽になれる
では、なぜ、締めることが、そんなに、大事なのか。それは、締めることで、身軽になれるからです。
中途半端なことを、いくつも、抱えたままだと、それが、頭の隅で、ずっと、気になり続けます。以前、決まっていない案件が、頭に居座って、体力を削る、という話を書きましたが、やりかけのことも、同じです。締めていないものが、多いほど、私たちは、無意識のうちに、消耗しています。逆に、ひとつ、決着をつけるたびに、心は、少しずつ、軽くなる。「あれも、これも、片づいた」という状態は、それだけで、気持ちを、前向きにしてくれます。
そして、身軽になって、迎えた下半期は、きっと、良いスタートが、切れます。持ち越す荷物が、少なければ少ないほど、新しいことに、力を注げる。上半期の宿題を、抱えたまま、下半期を始めるのと、いったん、けじめをつけて、すっきりした状態で始めるのとでは、その後の走り方が、変わってきます。九月に、しっかり締めておくことは、実は、十月からの下半期のための、いちばんの準備でもあるんです。
この九月、ぜひ、「締めの月」を、意識して、過ごしてみてください。上半期に、やりかけていたことを、一度、棚卸しして、締めるものと、持ち越すものを、仕分ける。そして、締めると決めたものに、この一か月で、ケリをつける。それだけで、半年の終わり方が、そして、下半期の始まり方が、ずいぶん、変わってくるはずです。
もし、その「締めるべきこと」の中に、自分ひとりでは、決着をつけられない、大きな課題が、あったら。たとえば、上半期に、着手したけれど、途中で止まっている、業務改善のプロジェクト。あるいは、ずっと、気になっているのに、手をつけられていない、組織の課題。そういうものこそ、締めの月に、外の力を借りて、ケリをつける価値があります。apro-incでは、社内だけでは、なかなか決着のつかない課題に、一緒に、区切りをつけるお手伝いをしています。「上半期のうちに、あれを、なんとかしたい」「中途半端なままの案件に、ケリをつけたい」という方は、ぜひ、この九月に、一度ご相談ください。すっきりした状態で、下半期を、迎えましょう。
AYAKA’s View
「締める」という言葉には、なんだか、少し、厳しい響きが、ありますよね。でも、私は、締めることは、次に進むための、優しい行為だと、思っています。ひとつのことに、区切りをつけるからこそ、次のことに、心置きなく、進める。だらだらと、全部を、抱え続けるより、ちゃんと、締めて、手放したほうが、ずっと、健やかなんです。
そして、締めるときに、大切なのは、締められなかったことを、責めないことです。上半期、できなかったことが、あっても、いいんです。それも含めて、「これは、下半期に、やろう」と、前を向いて、持ち越せばいい。締めるというのは、できたことを、確認し、できなかったことを、次へ、つなぐ作業です。過去を、断ち切ることでは、ありません。過去を、ちゃんと、整理して、未来へ、渡していく。そういう気持ちで、この九月という締めの月を、過ごしていただけたらと思います。そして、その締めに、伴走が必要なら、いつでも、声をかけてください。良い一週間を、そして、良い九月を。
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