【お盆連休コラム】家族と過ごす時間に、見つける小さな発見

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。
お盆も、半ばに差しかかりました。ふだんは離れて暮らす家族と、久しぶりに顔を合わせて過ごしている、という方も多いでしょうか。
家族との時間というのは、うれしくもあり、少し気疲れするものでもあり。近すぎるからこそ、遠慮がなくて、ちょっとしたことでぶつかったりもする。でも、そういう時間の中に、ふと、はっとするような小さな発見が、混じっていたりするんですよね。今日は、お盆の家族との時間で見つかる、そんなささやかな発見について、のんびり書いてみたいと思います。
親も、年をとっていく
久しぶりに実家に帰ると、まず気づくのが、親の変化です。
以前より、少し動きがゆっくりになっていたり。前は覚えていたことを、忘れるようになっていたり。同じ話を、何度も繰り返すようになっていたり。会うたびに、少しずつ、確実に年をとっていく親の姿に、胸がきゅっとなることがあります。ずっと、自分を守ってくれる大きな存在だと思っていた人が、いつのまにか、守られる側に近づいている。その事実に気づくとき、なんとも言えない気持ちになります。
でも、これは、さびしいだけの話ではないと思うんです。親も年をとる、という当たり前のことに気づけるのは、まだ、その時間が残されているということでもあります。だからこそ、こうして一緒に過ごせる時間を、大切にしたい。忙しさにかまけて、つい後回しにしてしまいがちな親との時間が、実は、限りあるものなのだと、お盆の帰省は、静かに教えてくれます。今年は、いつもより少しだけ長く、話を聞いてみようかな。そんなふうに思えるのも、離れて暮らしているからこそ、なのかもしれません。
子どもは、驚くほど成長している
親とは逆に、子どもや、甥っ子、姪っ子といった若い世代を見ると、その成長ぶりに驚かされます。
半年、一年会わないうちに、背がぐんと伸びていたり。この前まで赤ちゃんだと思っていた子が、もう自分の言葉で、しっかり話していたり。少し会わないだけで、こんなに変わるのか、と。毎日一緒にいる家族は、その変化に気づきにくいものですが、たまに会う立場だと、その成長が、はっきりと見えます。「時間って、こんなに人を変えるんだな」と、あらためて感じさせられる。
面白いのは、子どもの成長を見ていると、時間が過ぎることを、悪くないな、と思えることです。時間が過ぎるのは、失うことばかりではない。同じ時間の中で、確実に育っていくものもある。親が年をとっていくのと、子どもが育っていくのは、同じ一つの時間の、別の側面なんですよね。去っていくものと、育っていくもの。その両方を、お盆の家族の時間は、同時に見せてくれます。
何気ない会話に、思わぬ気づきが
そして、家族との何気ない会話の中に、思いがけない気づきが、ぽろっと転がっていることがあります。
仕事の愚痴を、なんとなく家族にこぼしたら、まったく畑違いの家族から、思いもよらない視点の一言が返ってきて、はっとする。あるいは、子どもの無邪気な質問に、うまく答えられなくて、「そういえば、なんでだろう」と、当たり前だと思っていたことを、考え直すきっかけになる。仕事の世界の常識にどっぷり浸かっていると、見えなくなっていたものが、まったく違う世界に生きている家族との会話で、ふっと見えてくる。
以前、「他業種から学ぶ」という記事を書いたことがあります。自分の業界の外の視点が、思わぬ突破口になる、という話でした。家族との会話も、実は、それに近いのかもしれません。家族は、たいてい、自分の仕事のことなんて、詳しくは知りません。だからこそ、専門知識にとらわれない、素朴で、本質的な問いを投げかけてくる。「それって、そもそも何のためにやってるの?」と、子どもに聞かれて、答えに詰まる。その、答えに詰まる瞬間にこそ、大事な気づきが潜んでいたりするんです。
もちろん、家族との時間に、そんな気づきを期待する必要は、まったくありません。ただ一緒に、笑って、食べて、過ごすだけで、じゅうぶんです。でも、もし、ふとした会話の中に、何か心に引っかかるものがあったら、それは、少し覚えておくといいかもしれません。日常に戻ったとき、思わぬ形で、役に立つことがありますから。
まだ、連休は続きます。家族との時間、ときにぶつかったり、気疲れしたりもするでしょうが、それも含めて、かけがえのない時間です。どうか、目の前の家族との時間を、大切に過ごしてください。
AYAKA’s View
私は仕事柄、「組織」や「チーム」について考えることが多いのですが、そのいちばん小さな単位は、やっぱり「家族」なんだろうな、と思うことがあります。年の離れた人たちが、それぞれ違う考えを持ちながら、ひとつ屋根の下で、折り合いをつけて暮らしている。会社という組織を考えるヒントが、実は、家族の中に、たくさん詰まっている気がするんです。
たとえば、世代の違う人と、どう分かり合うか。言わなくても伝わる関係を、どう育てるか。ぶつかったときに、どう修復するか。これらは、そのまま、職場の人間関係の話でもあります。お盆に家族と過ごしながら、そんなことを、ぼんやり感じるのも、悪くないかもしれません。もっとも、休みの間は、そんな理屈っぽいことは考えず、ただ家族との時間を楽しんでいただくのが一番です。もし休み明けに、「うちの職場の人間関係も、もう少し良くしたいな」と、ふと思うことがあれば、そのときに、お話を聞かせてください。今は、大切な家族との時間を、心ゆくまで。良いお盆を。

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