夏の後半戦、優先順位を引き直す|残り四か月の設計図

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。
お盆も明けて、少しずつ、日常のペースが戻ってきた頃でしょうか。ふとカレンダーを見ると、今年も、残すところ四か月ちょっと。そう気づくと、少し、はっとしませんか。
夏の盛りにいると、まだ一年は長いように感じますが、お盆を過ぎると、年末までは、意外と、あっという間です。だからこそ、この、少し落ち着いた休み明けのタイミングは、年内の残りを、どう過ごすかを、考え直すのに、ちょうどいいんです。今日は、この「夏の後半戦、優先順位を引き直す」という話を、させてください。少し実務的な話になりますが、おつきあいください。
年初の計画は、たいてい、ずれている
まず、正直な話から。年の初めに立てた計画は、この時期になると、たいてい、当初とは、ずれています。
一月に「今年は、これをやるぞ」と意気込んで立てた計画。半年以上たった今、その通りに進んでいるものは、どれくらいあるでしょうか。おそらく、順調に進んだものもあれば、ほとんど手つかずのものも、あるはずです。そして、年初には想像もしていなかった、新しい課題や、状況の変化も、出てきているでしょう。これは、悪いことでは、ありません。世の中は動いているのだから、計画がずれるのは、当たり前のことです。以前、「完璧な計画ほど完璧に外れる」という話も書きましたよね。
問題は、計画がずれること自体ではなくて、ずれたまま、引き直さずに、なんとなく走り続けてしまうことです。年初の計画を、そのまま握りしめているか、あるいは、計画のことなど忘れて、目の前の忙しさに流されているか。どちらにしても、「今、何を優先すべきか」が、あいまいなまま、日々が過ぎていく。だからこそ、この時期に、一度立ち止まって、優先順位を、引き直すんです。
まず、「現在地」を確かめる
優先順位を引き直すには、まず、今、自分がどこにいるのかを、確かめる必要があります。地図で言えば、現在地の確認です。
具体的には、年初に立てた目標や計画を、もう一度、引っぱり出してみる。そして、それぞれについて、「今、どこまで進んだか」を、正直に見てみます。順調なもの、遅れているもの、もう不要になったもの、新しく必要になったもの。この棚卸しをすると、頭の中が、すっきり整理されます。なんとなく「あれもこれも」と抱えていた課題が、目に見える形になると、「本当に大事なのは、これとこれだな」というのが、見えてくるんです。
この「現在地の確認」を飛ばして、いきなり「後半、何をやろう」と考えると、たいてい、うまくいきません。今どこにいるか分からないまま、次の目的地を決めても、そこへの道筋が、描けませんから。少し面倒でも、まず、立ち止まって、現在地を確かめる。その一手間が、後半戦の設計の、土台になります。
「やること」より「やらないこと」を決める
現在地が分かったら、残り四か月で、何を優先するかを、決めていきます。ここで、大事なコツがあります。それは、「やること」を決めるのと同じくらい、いや、それ以上に、「やらないこと」を決めることです。
残り四か月で、あれもこれも、と欲張ると、結局、どれも中途半端に終わります。時間も、人も、限られているのですから。だからこそ、「これは、今年はやらない」「これは、来年に回す」と、思い切って手放すものを決める。そうやって、力を注ぐ先を絞り込むからこそ、本当に大事なことに、しっかり取り組めます。以前、「来週を設計する」記事で、やらないことを決める大切さについて書きましたが、これは、四か月という、もっと大きなスケールでも、まったく同じなんです。
そして、絞り込んだ「本当にやるべきこと」については、いつまでに、どう進めるかを、ざっくりでいいので、決めておく。「九月中に、ここまで」「十月には、これに着手」というように、大まかな道筋を描いておくと、日々の仕事が、その道筋に沿って進んでいきます。以前もお伝えしましたが、完璧な計画である必要は、ありません。七割くらいの、ざっくりした設計図で、じゅうぶんです。大事なのは、後半戦を「なんとなく」ではなく、「意図して」過ごすための、大まかな地図を、持っておくことなんです。
年内の残りを、ただ流されて過ごすのか、それとも、優先順位を引き直して、意図して過ごすのか。その分かれ道が、ちょうど今、この時期にあります。お盆明けで、頭が少しリセットされている今は、この引き直しに、絶好のタイミングなんです。
もし、「優先順位を引き直したいけれど、自分ひとりだと、どうしても、あれもこれも大事に見えて、絞り込めない」ということがあれば。それは、外の視点が、お役に立てるところです。apro-incでは、御社の現在地を一緒に確かめ、残りの期間で本当に力を注ぐべきことを見極め、実現可能な設計図を描くお手伝いをしています。社内だけだと、どうしても、しがらみや思い込みで、優先順位を客観的に判断しにくいもの。外の目が入ると、「本当に大事なのは、これだったのか」と、はっきり見えることが、多いのです。「後半戦、何から手をつけるべきか、整理したい」「年内に、確実に成果を出したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。残り四か月の設計図を、一緒に描きましょう。
AYAKA’s View
年の後半戦の設計で、私が大切にしているのは、「欲張らないこと」です。多くの方が、残りの期間で、たくさんのことを達成しようとします。その意欲は、すばらしい。でも、あれもこれもと詰め込むと、結局、どれも中途半端になって、年末に「今年も、あまり進まなかったな」と、がっかりすることになりがちなんです。
それよりも、「今年、これだけは、確実にやりきる」というものを、二つか三つに絞る。そして、そこに、集中する。数を絞ったほうが、一つひとつを、しっかり前に進められるし、達成感も得られます。年末に、「あれもこれも中途半端」で終わるより、「これは、ちゃんとやりきった」というものが、いくつかあるほうが、ずっと充実しますよね。残り四か月、何をやりきりたいか。ぜひ、この機会に、じっくり考えてみてください。そして、その絞り込みや、道筋づくりに、外の視点が必要だと感じたら、いつでも声をかけてください。一緒に、実りある後半戦を、設計しましょう。
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