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チームの目標、ちゃんと共有できていますか|バラバラを防ぐ一手

2026.08.27

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。

九月からの後半戦に向けて、態勢を整える。今週は、そんな話を、続けてきました。今日は、そのなかでも、チームで働く方に、ぜひ考えていただきたい話です。「チームの目標は、ちゃんと、共有できていますか?」という話。

一人で仕事をしているなら、自分の目標さえ、はっきりしていれば、いい。でも、チームで動くとなると、話は、変わってきます。全員が、同じ方向を、向いているか。ここが、揃っていないと、どんなに一人ひとりが頑張っても、チームとしての力は、うまく発揮されません。九月という、仕切り直しのタイミングは、このチームの向きを、揃え直す、いい機会でもあるんです。

それぞれが頑張っているのに、噛み合わない

チームがうまく回らないとき、よくあるのが、「みんな、それぞれは、頑張っているのに、なぜか、噛み合わない」という状態です。

誰も、サボっているわけではありません。一人ひとりは、まじめに、一生懸命、働いている。なのに、チーム全体としては、なんだか、力が、空回りしている。成果が、思ったように、上がらない。こういうとき、その原因は、個人の頑張りが足りないことでは、たいてい、ありません。全員が、それぞれ、少しずつ、違う方向を向いて、頑張っているから、なんです。

みんなが、力いっぱい、ボートを漕いでいる。でも、漕ぐ方向が、バラバラだったら、ボートは、まっすぐには、進みません。それぞれの力が、打ち消し合って、その場で、ぐるぐる回ってしまう。逆に、全員が、同じ方向に、櫂をそろえて漕げば、たとえ一人ひとりの力は小さくても、ボートは、ぐんぐん、前に進む。チームの力とは、個人の力の、単純な足し算ではなくて、その向きが、そろって、はじめて、生まれるものなんですよね。

「言ったつもり」と「伝わったつもり」

では、なぜ、方向が、バラバラになるのか。多くの場合、その根っこには、「目標が、ちゃんと共有されていない」という問題が、あります。

「いや、うちは、ちゃんと目標を、伝えているよ」と、おっしゃるリーダーの方も、多いです。期の初めに、目標を、発表した。会議で、方針を、話した。だから、共有できている、はず。でも、ここに、落とし穴があります。「言った」ことと、「伝わった」ことは、まったく、別なんです。リーダーが、一度、口にしただけでは、メンバーの、頭には、たいてい、残っていません。しかも、同じ言葉を聞いても、人によって、受け取り方は、違います。「売上を伸ばそう」というひと言も、ある人は「新規のお客様を増やすこと」と受け取り、別の人は「既存のお客様への販売を増やすこと」と受け取る。同じ目標のつもりが、実は、みんな、違うものを、思い描いている。これでは、方向が、そろうはずが、ありません。

そして、日々の忙しさの中で、その、あいまいに共有された目標は、どんどん、忘れられていきます。目の前の仕事に追われて、「そもそも、何を目指していたんだっけ」が、見えなくなる。以前、「目的を見失う」という話を書きましたが、チームの目標も、意識して、繰り返し確認しないと、簡単に、見失われてしまうんです。

目標を、目に見える形にして、繰り返す

じゃあ、どうすれば、チームの方向を、そろえられるのか。ポイントは、ふたつだと思います。「目に見える形にする」ことと、「繰り返す」ことです。

まず、目標を、口頭で伝えるだけでなく、目に見える形に、しておく。紙に書いて、貼り出す。共有のファイルに、書いておく。誰もが、いつでも、確認できる状態にする。そうすると、「言ったつもり」で終わらず、メンバーが、迷ったときに、立ち返る場所が、できます。しかも、文字にすることで、「売上を伸ばす」のような、あいまいな表現が、「新規顧客を、月に五件、増やす」というふうに、具体的に、なりやすい。具体的であればあるほど、受け取り方の、ずれは、減っていきます。

そして、もうひとつ、大事なのが、繰り返すことです。目標は、一度、共有して、終わりでは、ありません。人は、忘れる生きものですから。だから、朝礼や、定例の会議で、折に触れて、「私たちが、今、目指しているのは、これだよね」と、確認し合う。繰り返し、口にすることで、目標は、はじめて、チームの、共通のものになっていきます。しつこいくらいで、ちょうどいい。この、地道な繰り返しが、チームの向きを、そろえ続けるんです。

九月から、後半戦が、本格的に始まります。その前に、一度、チームで、目標を、確認し合う時間を、持ってみませんか。「私たちが、この後半で、目指すのは、何か」。それを、全員で、言葉にして、目に見える形にして、共有する。この、ひと手間があるだけで、九月からのチームの動きは、きっと、変わってきます。バラバラだった力が、ひとつの方向に、そろい始めるはずです。

もし、「うちのチーム、どうも、みんなの向きが、そろっていない気がする」「目標を共有しているつもりだけど、噛み合っていない」と感じているなら、ぜひ、この機会に、一度ご相談ください。apro-incでは、チームの目標を、全員が同じように理解し、日々の仕事の中で、意識し続けられる状態にするための、目標の立て方や、共有の仕組みづくりを、お手伝いしています。外の人間が入ると、社内では、当たり前になりすぎて見えていない「ずれ」が、はっきりと、見えることも多いのです。「チームの力を、もっと、ひとつにまとめたい」という方は、ぜひ、声をかけてください。九月からの後半戦を、そろった力で、走り出しましょう。

AYAKA’s View

チームの目標共有について、私が、いちばん、お伝えしたいのは、「共有は、一度きりのイベントではなく、続けるプロセスだ」ということです。多くの会社が、期の初めに、立派な目標を、発表します。でも、それが、その日一日で、忘れられてしまっては、意味がありません。大事なのは、その目標を、日々の中で、どう、生かし続けるか、なんです。

そして、目標がそろっていることの、本当の価値は、実は、一人ひとりが、自分で、判断できるようになることだと、思っています。チームの目指す方向が、はっきり共有されていれば、メンバーは、いちいち、上司に確認しなくても、「この目標に照らせば、こうすべきだな」と、自分で、動けるようになる。目標の共有は、指示を、増やすためではなく、指示が、なくても動けるチームを、つくるためのものなんです。そういう、自律的に動けるチームは、強い。九月からの後半戦、そんなチームを、目指してみませんか。その最初の一歩、目標の共有から、私に、お手伝いさせてください。良い一週間を。


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