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業務改善

連休明けの「エンジンのかからなさ」と、うまく付き合う

2026.07.21

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。

昨日まで三連休だった方、多いのではないでしょうか。海の日を挟んだ、夏らしい連休。しっかり休めたでしょうか。それとも、あっという間に終わってしまったでしょうか。

そして今日、火曜日。連休明けの朝、デスクに向かって、こう思いませんでしたか。「なんか、エンジンがかからないな・・・」と。

分かります。私もそうです。休み明けって、どうにも体と頭が、仕事モードに戻ってくれないんですよね。メールを開いても、なかなか集中できない。昨日までのゆるんだ気分が、まだ抜けきらない。今日は、その「連休明けのエンジンのかからなさ」について、責めるでもなく、無理に叱咤するでもなく、上手な付き合い方を、一緒に考えてみたいのです。

それは、あなたの怠けではありません

まず、いちばんお伝えしたいことから。連休明けに調子が出ないのは、あなたが怠けているからでも、意志が弱いからでも、ありません。

考えてみれば、当たり前のことなんです。数日間、仕事から離れて、体も心もリラックスモードになっていた。それが、月曜や火曜の朝に、いきなり全開の仕事モードに戻れるほうが、むしろ不自然です。車だって、しばらく停めていたら、エンジンをかけてもすぐには本調子になりません。少し暖機運転がいる。人間も、同じなんですよね。休みでゆるんだ心と体には、仕事に戻るための「助走」が必要なんです。

なのに、私たちはつい、休み明けの自分に、いつも通りの全力を求めてしまいます。そして、思うように動けない自分を見て、「なんでこんなに調子が出ないんだ」と、自分を責める。でも、その自己批判こそが、実は、さらにエンジンのかかりを悪くしているのかもしれません。まずは、「休み明けは、こんなもんだよね」と、自分にやさしく言ってあげることから始めませんか。

「軽いもの」から手をつける

では、エンジンがかからない朝を、どう乗り切るか。私がやってみて楽だったのは、拍子抜けするほど単純なことでした。「いちばん軽い仕事から手をつける」。それだけです。

連休明けって、たまった仕事を見て、つい「よし、あの重い案件から片づけるぞ」と気合いを入れがちです。でも、エンジンが温まっていない状態で、いきなり重いものを持ち上げようとすると、たいてい潰れます。そうではなくて、まずは、頭を使わない軽い作業から。メールの返信でも、書類の整理でも、なんでもいい。簡単なことをひとつ片づけると、「お、ひとつ終わった」という小さな達成感が生まれて、それがエンジンの点火装置になるんです。

小さな一つが動くと、次の一つも動かしやすくなる。そうやって、軽いものから重いものへと、だんだんギアを上げていく。いきなりトップギアに入れようとせず、ローギアから、ゆっくり加速していく。この助走のつけ方を覚えておくと、休み明けが、ずいぶん楽になります。急がば回れ、なんですよね、結局。

「戻れない日」がある前提で、設計しておく

もうひとつ、これは少し先を見た工夫なのですが。連休明けに調子が出ないことが分かっているなら、あらかじめ、それを見込んでおく、という手があります。

たとえば、連休明けの初日に、大事な商談や、頭を使う重要な仕事を、ぎっしり詰め込まない。「初日は助走の日」と割り切って、少し余裕のあるスケジュールにしておく。そうすれば、エンジンがかからなくても、慌てずに済みます。逆に、休み前の自分が、休み明けの自分のために、初日の予定を軽くしておいてあげる。これは、以前お話しした「来週の自分に手紙を書く」のと、少し似た発想かもしれません。未来の自分の状態を思いやって、先に手を打っておくわけです。

これは、個人だけでなく、チームや会社としても言えることです。連休明けの初日に、全員が全力でないことを前提に、業務を組んでおく。「初日は肩慣らし」という空気が、チームに共有されているだけで、みんなずいぶん楽になります。無理に「休みボケを吹き飛ばせ!」と気合いで乗り切ろうとするより、そういう仕組みで支えるほうが、ずっと現実的で、優しいやり方だと思うのです。

もし今、あなたの職場が、連休明けから全力を求められる空気で、それがしんどいと感じているなら、その「働き方の設計」そのものを、少し見直せるかもしれません。人の調子には波があって当たり前。その波を無視して一律に全力を求める仕組みは、どこかで無理がきます。波を見込んだうえで、無理なく成果が出る働き方を設計する。そういうお手伝いを、apro-incではしています。「休み明けのたびに現場がぐったりしている」「気合いだけで乗り切る働き方から抜け出したい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。人にやさしく、それでいて成果の出る働き方を、一緒に考えさせてください。

AYAKA’s View

「休み明けにエンジンがかからない」という、ささやかな話から始めましたが、私はこれ、意外と大事なテーマだと思っています。というのも、人の調子には必ず波があって、それを認めるかどうかで、働き方の設計がまるで変わってくるからです。波を「甘え」として叱咤する職場と、波を前提に組み立てる職場。長い目で見ると、後者のほうが、人も辞めず、成果も安定します。

私自身、今でも休み明けは、軽い仕事からそろそろと始めます。無理にトップスピードを出そうとして空回りするより、そのほうがずっと早く、結局は本調子に戻れると知っているからです。自分の調子と、上手に付き合う。それは、サボりではなく、長く走り続けるための知恵なんですよね。もし、ご自身の、あるいは会社全体の働き方に、どこか無理を感じているなら、その正体を一緒に見つけさせてください。今日はまだ、エンジンがかかりきらないかもしれません。それで大丈夫です。どうか、ゆっくりいきましょう。


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