グループウェアが社内に乱立していませんか?

こんにちは、apro-incの業務改善・DXコンサルタント、AYAKAです。
「連絡はTeams、でも一部の部署はChatwork、取引先とはLINE WORKS、案件管理はkintone、議事録はNotion…」——こんな状態になっていないでしょうか?
先日ご相談いただいた会社では、なんと連絡手段だけで5つのツールが並行稼働していました。「どこに書いたか思い出せない」「同じ連絡を2回する」が日常になっていて、ツールを増やしたはずなのに、仕事はむしろ不便になっていたんです。
なぜグループウェアは乱立するのか
乱立は、誰かがサボった結果ではありません。むしろ「良かれと思って」の積み重ねで起こります。
- 部署ごとに便利なツールを個別導入した
- 取引先に合わせてツールを追加した
- 無料トライアルがそのまま定着した
一つひとつの判断は合理的なんです。でも全社で見ると、情報の置き場所がバラバラになり、「全体像を誰も把握していない」状態が生まれます。心当たり、ありませんか?
乱立が引き起こす3つの問題
① 情報の分断
「あの話、どこでやり取りしたっけ?」と探す時間が積み重なります。1日10分でも、10人なら月に約33時間。れっきとしたコストです。
② 通知疲れ
複数ツールからの通知に反応し続けると、集中時間が細切れになります。重要な連絡ほど埋もれる、という逆転現象も起きがちです。
③ コストとセキュリティ
使われていないアカウントに費用を払い続けたり、退職者のアカウント削除が漏れたり。管理対象が増えるほど、穴は生まれやすくなります。
整理は「減らす」より「主役を決める」から
いきなり「ツールを減らすぞ!」と号令をかけると、現場の反発でだいたい失敗します。おすすめは次の3ステップです。
ステップ1:棚卸し
まず、社内で使われているツールを全部リストアップします。部署単位の「隠れツール」も含めて、です。ここで初めて全体像が見えます。
ステップ2:役割を1つずつ決める
「社内連絡はこれ」「ファイル保管はこれ」「タスク管理はこれ」と、用途ごとに主役を1つ決めます。ポイントは、ツールを責めるのではなく役割の重複を解消すること。
ステップ3:移行は期限つきで段階的に
「来月から旧ツールは閲覧のみ」のように期限を区切ると、自然に移行が進みます。並行期間を無期限にすると、確実に元に戻ります。
AYAKA’s View
グループウェアの乱立は、ツールの問題ではなく「決め方」の問題です。導入のルールがないまま便利さを追いかけると、便利さの総和がマイナスになる——これが乱立の正体だと思っています。まずはツールの棚卸しから。全体像を紙1枚にまとめるだけでも、議論が驚くほど前に進みますよ。
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